お風呂のお湯が出ない場合はガスメーターは?東京ガスの場合は
お風呂のお湯が出ない場合は、お湯が出るまでの経路の水道・給湯器・ガスなどの各過程に異常が発生している状況を想定して原因を特定することが効果的な対策をとるためには重要です。
どこに異常があるのかをチェックすることが出発点になるのです。
それではそれぞれの場面で、考えられる原因をご紹介しましょう。
現況を把握する上でポイントになるのは
①風呂場だけなのか、それともキッチンや洗面所などの他の水回りでも異常が発生しているのか
②ガスコンロは使えるのか
③お湯だけでなく水も出ないのか
などを最初にチェックしてください。
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給湯器はお住まいのキッチンや洗面所などのいわゆる水回り全般にお湯を供給しているので、水回り全体の不具合を把握することも原因特定のためには大事です。
まず水回りから水は出るけれどもお湯が出ない場合は、ガスか給湯器の異常が考えられます。
周辺でガスの異臭らしきものがただよっているときは火気や静電気に注意しながら窓を開けて換気を行って下さい。ガスが漏れているとふとしたきっかけで発火のおそれがあるので東京ガスなどの契約しているガス会社に連絡しましょう。
特に異臭がしないときはガスコンロは発火するのかなどのガスの供給状況を確認するようにします。点火せずガスが通っていない場合はガスメーターが点滅していないかをチェックしましょう。
ガスの使用状況の異常を検知したときや震度5以上のゆれを検知した場合に安全策のためガスメーターがガスの供給をストップすることがあるためです。
この時はガスメーターの復帰操作が必要です。東京ガスの場合の復帰方法ですが、最初にガスの元栓をすべて締めて下さい。次にガスメーターに付いているキャップを外すとボタンが露出するので、そのボタンをゆっくり押し込み、すぐに手を離します。
そうするとガスメーターのランプが点滅を始めるので、そのまま3分間放置してください。くれぐれもこの時間の間にガス機器を使用することはやめましょう。三分間経過するとガスを使用できるようになります。
ところでガスに異常は見られないときは給湯器の原因を疑います。ブレーカーは落ちていないか・コンセントの接続はきちんと入っているか・リモコンのスイッチは入っているかなど基本的に電気が流れていないかをまず確認します。
リモコンのエラー表示によっては説明書を参照して原因を特定できることもあるので取り扱い説明書を確認してください。リモコンの電源をオフにするだけで正常な状態に復帰する場合もあるので試してみましょう。
それでも正常に復帰しないようなら給湯器の故障も考えられるのでお買い上げの販売店に御相談することをお勧めします。
また、そのほかの水回り箇所では問題なくお湯が出るのに、お風呂だけお湯が出ないときは、蛇口が故障している可能性があります。
お風呂の蛇口は温度調整する「混合蛇口」が設置されていますがこの部分に何らかの不具合が発生しているというものです。
この時は蛇口などの修理業者に御連絡して修理してもらって下さい。