国税庁からの大事なお知らせメールがSMSに届いたら詐欺確定?ムシしても大丈夫な理由とは

最近、いきなり自分のスマホにSMS(ショートメールサービス)で「【国税庁】大事なお知らせ、必ずお読みください」なんていう文面のメッセージが届いたりする人が急増しています。

しかも、「未払い税金のお知らせ」「差押最終通知」なんて書いてあるものですから、期日までにお金を払わないと、お給料などの財産が差し押さえされると焦って怖くなってしまった人も多いのではないでしょうか?

払わなければならない金額も4~5万円くらいとかちょうど払いやすい金額に設定されており、なんだか本当の通知みたいに感じるかも知れませんが、結論から言います!

 

こちらは「詐欺」なんで払う必要もありませんし、リンク先をスマホでクリックなんてしなくて大丈夫です!

 

無視するのが一番ですので、もしも相手側の送ってきた電話番号が分かるならば「この発信者の電話番号を着信拒否設定をする」にてメッセージや電話が来ないように設定してしまいましょう。

やり方はスマホの場合でしたら、電話番号の右下くらいにある「情報」をクリック→「この発信者を着信拒否」→「連枠先を着信拒否」とクリックして設定していくだけです。(iPhoneの場合)

 

また、もしも騙されてしまい、スマホを操作して、リンク先に移動してしまい、「auセキュリティパックプラス」などのアプリをインストールしてしまったら大変なことになってしまいます(泣)。

今度はあなたのスマホが送信元にされてしまい、同じように不特定多数の人に「国税庁からの大事なお知らせ」メールを一斉送信されるようになってしまうのですw

これは本当にシャレにならないですし、非常にやっかいな手口ですので、気を付けてくださいね。

こちらではこれらの行為への対策などについてなるべく分かりやすく解説していきます。

国税庁からの大事なお知らせは詐欺!SMSメッセージは無視して大丈夫な理由とは

国税庁からの重要なお知らせ必ずお読みくださいというメールが詐欺であり開かないほうが良い理由とは

国税庁からの大事なお知らせは危険!ムシするのが一番です

こちらは冷静になって考えてみれば分かります。普通に考えて本物の国税庁でしたら、郵送などの手段であなたの自宅まで文書を送ってくるハズですよね?

詐欺グループは本物の国税庁みたいに1人1人に郵送なんてしていたら経費もかかるから、単純な電子メールで不特定多数の人に一斉送信しているのです。

 

これは実際に国税庁などで働いていた人の意見を聞いてみても『詐欺』だと言われています。

 

大前提としては、催促状や差し押さえなどのお知らせについては100%書面でしか交付しないとの事です。

ましてや国税庁がSMSメールで相手に連絡なんかしないとの事です!

 

実際に自分で税務署などに電話で確認した人もいらっしゃいますが、絶対的なルールとしてSMSでそういった連絡は個人宛てにはしてはいけないようになっているとのことです。

だから、ムシしてしまって大丈夫だと言えます!

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実際に詐欺メールの送信元の電話番号に電話をかけるとどうなるの?

国税庁からの大事なお知らせの発信元に電話をかけると誰に繋がる?

これは電話をかけると、詐欺グループの一味ではなく、一般の人に繋がってしまうパターンが多いようです。

そうです、これは実際に詐欺メールを開いてしまって、騙されてリンク先のアプリなどをインストールしてしまった人が、電話番号を乗っ取られてしまい、偽の国税庁のページに貼り付けられてしまって、不特定多数の人から着信がかかってきてしまうトラブルに陥っています。

今までいろんな人から170件くらい電話がいろんな人からかかってくるようになってしまい、被害者としてトラブルに見舞われてしまっているようです。

もしもクレジットカードなどでお支払いしてしまった場合にはどうなるの?

国税庁からの大事なお知らせでクレジットカードを登録してしまったらどうすれば良い?

騙されてしまった人の一つの事例としてクレジットカードで所得税10119円をお支払いしてしまった女性がいらっしゃいます。

「国税庁からの大事なお知らせメール」に騙されてしまって「お支払いへ」ボタンをクリックしてしまったら、その先に国税庁の建物が本物っぽく描かれていて、赤い字で「最終通知」と書いてあったものですから、間違ってクレジットカードの番号を登録してしまったトラブルにあってしまったようです。

 

もしこのようにカード番号を登録してしまったらヤバいですw

 

すぐにクレジットカード会社に連絡してカードの利用を停止してもらい、新しい番号のクレジットカードを発行してもらうようにしなければなりません。

そのまま放っておきますと、勝手にあなたのクレジットカードで冷蔵庫とか家電みたいな高級なお買い物をされたりして、高額請求の被害に合ってしまうことが予想されます!!

引き落としされてしまったら最後、破産してしまい、人生が終了してしまうリスクもあります。

 

早く対応すれば被害を防げたという話しも聞きますのでお使いのクレジットカード会社のサポートセンターまで連絡するようにしてください。

だいたいは24時間電話が繋がるようになっています!

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本物の国税庁の担当者に詐欺なのかどうか聞いてみたところ・・・

このような回答をいただいています。

「国税庁や国税局、税務署などではショートメッセージやメールなどで国税の納付を求めたり、差し押さえの予告をすることはありませんので、そのようなメールを皆様に送ることは一切ございません」

 

やはり、この話しからも分かる通りに実際に納付を求める際にはメールは使わずに、文書で送るということが分かりますね。

この事件はテレ朝のグッドモーニングでも大々的に報道されていました。

国税庁、重要なお知らせのシステム警告、マルウェアが検出されましたは詐欺なのでアプリはインストールしてはいけません

「国税庁、重要なお知らせ」のSMSメッセージを開くと、「KDDIセキュリティ無料版アプリ」を必ずダウンロードしてインストールしてください。そうしないと通話サービスを停止される場合がございますのでご注意ください。」とのシステム警告が表示される画面に誘導されます。

これは当たり前ですが、詐欺のスパムメッセージですので無視するようにしてください!

 

間違っても無料アプリだからといって自分のスマートフォンにインストールしてはいけません。

もしも間違えてインストールしてしまったら最後、今度はあなたのスマホが詐欺メッセージを他人にバラまくようになってしまい、あなたのところに知らない人から毎日大量に電話がかかってくるようになってしまいます(汗)。