機内に持ち込みできるサイズはスーツケースの場合どれくらいまで?測り方はどうやって測ったらいい?

航空機に持ち込みできる荷物には上限があって、スーツケースにも制限が存在しています。

 

具体的にどれくらいまでかという点については航空会社によって違いますが、大抵はスーツケースの持ち込み自体は無料で、超過した分はその分の料金を支払う形となります。

 

これは預け入れに関する荷物の許容量で、あまりにサイズが大きかったり重量が重たいと、受け入れ自体が拒否されてしまいます。

 

一般的にはスーツケースの3辺の合計で許容量が決まり、200cm以内であれば持ち込める可能性が高いです。

 

ただしこのサイズは航空会社毎にことなりますし、中には160cm以内と定めている企業もあります。

 

全てが一律で決められているわけではないので、そこは航空会社を選択したり、機内に持ち込みをする前に確認しておきたいポイントです。

 

しかし、スーツケースで2個まで無料とする航空会社も存在しますから、持ち込みに関する上限や許容量は実に様々です。

 

機内に持ち込める大きさについては、100席以上の航空機だと3辺の合計が115cmくらいまでで、100席未満なら100cm以内とする場合が多いです。

 

基準内であっても、極端に細長いような形状をしている荷物に関しては、持ち込みが拒否される恐れがあるので注意しましょう。

 

サイズ以外にも重量で制限があるので、こちらも忘れずに量っておきたいところです。

 

100席以上の航空機の場合は10kgが機内持ち込みの基準となり、後者も同様の重量が設定されていたりします。

 

サイズの測り方の基本としては、いわゆるメジャーを使って直線的に測定する方法がおすすめです。

 

ハンドルやキャスターを含めるか否かは気になりますが、一般的にハンドルは最小までたたみ、キャスター部分は含めないケースが大半です。

 

上下左右は最も出っ張る部分を基準として、真っ直ぐ測るのがスーツケースのサイズ測定の原則です。

 

また、奥行きは閉じた状態で測定するのがポイントで、こちらも一番盛り上がる部分を測りましょう。

 

荷物を詰め込みすぎると、蓋が閉じずに盛り上がりサイズが変わってしまいますから、ちゃんと閉じることが大切です。

 

どの辺を測る時も、凹みや短い部分を基準にして測るのは逆効果なので、ここはズルをしないように数値を導き出すことをおすすめします。

 

仮にスーツケースの寸法を小さく測定できても、航空会社が疑問を持って再測定が行われれば、結局はズルがバレて持ち込みが危うくなります。

 

どのみち超過分の料金は支払う必要があるので、大きさを誤魔化すようなやり方は辞めたほうが良いです。

 

3辺の寸法と重量さえ基準に合致していれば、スーツケースに限って機内に持ち込むのは難しくないです。

 

ハンドバッグ類も同様ですが、破裂などのリスクがある危険物は持ち込めないので要注意です。

 

荷物に問題がなく、収納するアイテムも寸法が安定したものなら、正しい測り方次第で機内に持ち込むことが可能となります。

 

紛失が心配で預けるのは難しいもの、あるいは肌身離さず持っておきたい大切なものなどは、ルールを守れば航空機でも手元に置いておけるようになります。