肩車はいつから何歳児からして大丈夫?男の子と女の子で違いはある?

幼い子供が普段見ている景色というのは、大人が見ている景色とは違っています。体が小さく低い位置から見るようになりますので、大人が見ている景色とは少し違うものが見えていることでしょう。

 

高い場所から見る景色は、同じところを見るにしても、普段とは違う景色に見えるはずですので、未知の世界で不思議な感じがするかもしれません。

 

大人が見ている高さから見せてあげようと思うと、子供を肩車してあげれば見せられるようになります。

 

肩車をすれば子供が喜ぶのは間違いありませんので、親としても子供が喜ぶ姿をみたいはずです。

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肩車をするのであれば、安全な状態で行わなくてはなりませんので、子供に危険が及ぶようなことになってはいけません。

 

いくら喜ぶだろうとはいっても、あまりにも危険な状態なのであればしないほうがいいです。それでは肩車は何歳くらいからであれば大丈夫なのでしょうか。

 

肩車は何歳から行うべき?

初めて肩車をするのはいつからであれば大丈夫なのかということになりますが、確実に自分で座れるようになってからでなくてはなりません。

 

自分で座る事も出来ないような子どもを肩に乗せるのはあまりにも危険ですので、座れるようになってからにした方がいいでしょう。

 

何歳児になればできるのかということになりますが、1歳を過ぎてからにした方が安全です。より慎重を期すのであれば2歳からのほうが良いでしょう。

 

初めて行う時には、子供に肩に乗った時には動かないように伝えておく事や、親の頭をしっかり持つようにすることを伝えておかなくてはなりません。ですので言葉が理解できて喋れる年齢になってからした方がより安全です。

 

 

 

本人がそれが理解できない年齢の場合は、肩に乗せている時に暴れだしてしまう危険もありますので、注意点を理解できるようになってからにした方が安全です。

 

たとえばテーマパークなどでどうしてもやむなく肩車をさせてあげたいシチュエーションであるならば肩車専用の抱っこ紐『サドルベビー』なども通販で手に入れられますので用意してあげても良いかも知れません。

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肩車をするにあたって男の子と女の子では違いはある?

男の子と女の子で違いはあるのかという点ですが、比較的男の子の方がよく動く子供が多いですので、興奮して動いてしまう可能性があります。

 

しかし男の子だから何歳にならなければいけないとか、女の子だから何歳になったほうがいいというのはありません。

 

本人がどれだけおとなしく肩車をされているかによりますので、本人の性格などから判断をしてみることです。

 

女の子の場合には特にスカートなどを履いている場合には見た目も良くないですし、万が一スカートがお父さんの首に巻きついたりなどしたら大変危険です。肩車をするのであれば下はパンツスタイルかジャージー素材のものをチョイスしてあげるようにすると良いでしょう。

 

肩車をする時は危険な場所を避けて行うようにしましょう

肩車をする時の注意点としては、出来るだけ危険な場所を避けて行うようにしなくてはなりません。

 

階段や足元が不安定な場所の場合は危ないですので、周囲の状況にも注意して行うようにしましょう。

 

安全に行う方法としては、肩に乗せる時や下ろすときに注意をすることです。

 

肩に乗せて立った時に、鴨井(かもい)などで頭を打ってしまう可能性がありますので、子供が肩に乗った時の高さの事も考えておくようにしましょう。

 

降ろすときに前かがみになると、バランスを崩して前に落としてしまう危険があります。

 

動く時にはゆっくりと動くようにし、無理をしないように心がけておきましょう。

 

子供が喜ぶと思ってしたことで、ケガをするような事になってもいけませんので、初めての時には補助の人がそばにいるようにし、周囲の状況なども確認しながら行うようにすれば安全が確保しやすいです。

 

肩車で万が一落下してしまったら

肩車ですが、まだ子どもの体が柔らかいうちに頭から落下してしまったならば大変危険です!その場合は後遺症の心配もありますからすぐに病院へと連れていきましょう。

 

特に後頭部などを強打してしまった場合には3日から1週間くらいは様子を見るようにしましょう。頭痛や吐き気、脳震盪などの発症リスクもあります。専門の脳神経外科などに連れて行ってあげるのがベストな対応になります。