ヴィヴァルディ春の感想20選まとめ!学校の論文の宿題の参考にも

ヴィヴァルディ春の感想について20人の声をまとめて紹介

ヴィヴァルディ春感想

誰しもが耳にしたことのある名曲だと思います。私は本当にこの曲を聴くと2年ほど前に東京にある帝国ホテルへ伺った際に感じた優美な体験を思い出します。そして良い仕立て屋で繕ったスーツを着た人たちが行き交い、そしてそのスーツから出た細かい繊維がフワッと舞っているのを鼻で感じるような、そんな感想を抱いてしまいます。またやはり、エレガントさや悠々自適、3ピーススーツを着た背筋のはった男、そしてドレスを身にまとった女が入り混じる洋館の宴なども想像でき、晴れた日の朝にホットコーヒーを片手に聴きたくなる一曲です。

 

卒業式に流れていた曲なので、学生時代を思い出します。青春真っただ中の若者が未来に向かって進んでいくイメージです。先日、ヴィヴァルディの春を意外なところで聴きました。家族で行った牛舎です。その牛舎では、美味しい牛乳を創るためにクラシック音楽を聞かせているとのことでした。秋風の中の牧場でしたが、心は春の気分で美味しいジェラートをいただきました。家族連れが多く、子供たちの元気な声が心地よく、春のほんわかした感じの一日になりました。

 

日本の四季の移り変わりの中でも春はとても嬉しい季節かもしれません。冬といういわば寒さに凍える季節を乗り越えてやってくる春は、幸福という名のシンボルなのかもしれません。その季節を見事に小鳥の囀りや雷のイメージで表現されていますが、その分かりやすさは、天下一品です。元々貧しい少女たちのために作曲した作品ですので納得です。日本人は誰もがこの曲を聞いたことがあるかもしれません。それだけポピュラーで、日本の春にあった曲なのでしょう。

 

CMなどでも聴いたことがあるくらいなので、聴けば自然と馴染むものだと思います。一見単調なリズム、メロディにも思えますが、それでいて一度聴けば脳にこびりつくようなポップさと中毒性があると思います。ライトな雰囲気が見える反面、大衆にウケるようにしっかり作り込まれているプロの技がみえることにも感動します。曲を聴いて直感できるものは、大らかで清潔感あるきれいな世界であるというイメージが広がることです。優雅な一曲であり、天気の良い日の昼にゆっくり聞くと、さらに良いものに聞こえると言えます。

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まぶしいけど優しい日差しをいっぱい浴びて、広々した花畑が色とりどりの花々でキレイに彩られ、そこに蝶々やミツバチが舞っている様子が浮かびます。スタッカートに近いポンポンとしたリズミカルな演奏が多いので、冬の寒さに耐え続け、ようやく春を迎えた生き物たちがわくわくと活動的になっていくイメージも湧いてきます。所々ヒラヒラした雰囲気の演奏や、ミツバチの羽音の様な演奏も聞こえて、その場のイメージが湧きやすく感じます。

 

明るく喜びに満ちた感じで、春の情景を描写しているように思えました。あくまでも私の感じ方ですが、山というよりは平地、森林の風景が思い浮かびます。全体合奏と数本のバイオリン(?)のみのパートが繰り返されているようですが、前者は全体の風景の描写、後者は細かい部分のクローズアップ、具体的には小鳥のさえずりのようにきこえます。終盤で短調(暗い感じ)になる部分では、春の嵐が来たのかなぁと思いました。最後に冒頭と同じ合奏が繰り返されましたが、本当の終わりの部分で少しだけテンポがゆっくりになったことで、とても穏やかな気持ちで音楽を聴き終えることができました。

 
 
 
最初の出だしでリラックスできるようになる。その後、「春」というタイトルからも予測ができるように、どんどん曲全体のボリュームが上がることで花のつぼみが花になっていく様が想像でき、聴いている自分も気分が晴れやかになっていく。曲が始まって2分くらいの部分ではさっきの場所とは異なり、聞き手に焦りを出させるような演奏になっていると感じた。最後にはまた、小鳥のさえずりのような部分が綺麗で聴いていてリラックスできる曲でした。
 
 
 
 

これほど具体的な映像が浮かぶ音楽は、他に無い。弦楽器が様々な鳥の音色を奏で春の訪れを告げる。時おり冬の名残の風が吹き込み、北イタリアらしい不安定な春雷が響くが、瑞々しい春の森に鳴く鳥たちのさえずりに満ちていく。一転して展開される舞曲を思わせる滑らかな旋律は、ルネサンス期の都市の内部の庭園を思わせる。調和の取れたイタリア式庭園の中でカドリーユを踊る少女たちが目に浮かぶ。哀愁を帯びた優雅な群舞は、高揚感と物憂げな気配を交互に繰り返して滑らかに幕を降ろしていく。

 
 
 

凄く優雅な気分になり、ホテルで朝目覚めたような感覚になります。すっきりします。明るい音楽だと思います。活力が湧いてきて高貴さがあります。春という題名がふさわしいと思います。どんどん盛り上がっていきます。鳥のさえずりのような心地よさもあります。終わり方も静かで自然です。耳が癒されます。最初のメロディーは有名で誰でも一度は聞いたことがあると思います。穏やかな情景を思い描くことができます。外国の庭や可愛い洋服を着た若い女性など。

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王道の曲ではありますが、フルで聴いてみると、すがすがしい春の日常が描かれているように思います。春の花畑を散歩しているような情だけではなく、曲調が徐々に変わり短調になっていくシーンでは春の嵐を想像してしまいます。余計な楽器は使わずバイオリンでシンプルに仕上げているのも心に残るのだと思います。聴いていて優しい気持ちになれるのも良いですね。何年たっても色褪せずこの先もずっと受け継がれていく名曲だと思います。
 
 
 
 

弦楽器の音色が美しい。最初聞いたときメロディーをすぐに覚えました。魅力的な音楽だと思った理由は、覚えやすいメロディーの割に弦の音に厚みがあって、曲の展開が豊かだと思いました。この曲を好きになって曲を聴けば聴くほど細かいところが良く出来ていると思いました。四季という題名が適当かどうかはわかりませんが、四季っぽく曲が展開していきます。全体的にダイナミックな曲展開になっています。最後まで弦のソロの部分と重奏の部分のメリハリが際立つ曲です。ヴィヴァルディは弦楽器が弾けたのか、弦楽器に思い入れが強いようです。あの独特なメロディはヴィヴァルディにしか表現できません。頭の中に、あの美しいメロディーが流れていて、それを書き留めた様子が想像できます。決して苦労して、書いた曲だとはおもえません。

 
 
 

凍てついた季節が終わり、やわらかい日差しが差し込み、多くの草花が芽吹き、花を咲かせる華やかさが感じられます。冬が終わり、春が来たことを人間だけでなく、多くの生き物が喜んでいる様子が思い浮かびます。一方で、この曲は、私の小学校の卒業式の入場曲に使用されていたので、卒業式の練習や自分自身が卒業する時のことなんかも思い出させてくれます。別れの悲しさもあるけれど、新しいステージに進む希望を感じさせてくれる、そんな曲だと思います。

 
 
 

全体的に、祝賀のイメージが湧くような曲調だと感じている曲です。優雅な流れは延々と続いて、春の季節としての穏やかさをしっかりとアピールしているかのように思います。この曲を聴くと例えそれまで急ぎ足でいたとしても、そのスピードを緩めてくれます。きっと、人の心に春をもたらしてもくれる作用のある曲ともいえると思います。さらにはおめでたい雰囲気を放っても感じ、実際に曲が満ちる空間の空気や流れにもいい影響が出るのではないかとも感じています。軽い表現になってしまうかもしれませんが、幸運に導く曲の一つにもなり得る可能性も感じてしまいます。

 
 
 

心が弾んで心拍数が上がってきて衝動的に踊る様子がバイオリンの音から想像させますが、元来のひねくれものの私はどちらかというと、その「わくわく」が抑えきれない人から、まだ眠いのに無理やり大きな音で起こされて、テンションの違いに驚き、ドキドキと心拍数が上がるようなイメージになりました。「ほら、すてきでしょ」と言わんばかり外に連れ出され、起き抜けで回りの変化に頭がついていけない状態で、でも周りの景色や時間が目まぐるしく刺激を与えてくる感じがします。それが自分にとって愉快なのか不快なのかそれすら、感じる暇がない様子を想像せずにはいられません。

 
 
 

初めてこの曲を聴いた時に、心がぱぁーっと晴れ渡るようなイメージが湧いてきて何という曲なんだろうかと先生に聞いた程の感動と思い出があります。寒い冬をじっと耐えながら生活をしてきた東北出身の私には尚更この曲が待ちに待った春のイメージを与えてくれるようで、これからは春が来るんだ、皆で春の喜びを感じてぱぁーっと飛び出していこうじゃないかと大地が呼び掛けてくれるような思いがします。これほど春というイメージを掻き立ててくれる曲は他にはないと思います。

 
 
 

チェンバロによる通奏低音のリズムが全楽章を通じて刻まれているので、長調の第一楽章と第三楽章だけでなく、短調の第二楽章も華やかな気分を醸し出し、全体的に調和のとれた曲にアレンジされています。和声とインベンションの試みとしてヴィヴァルディが最初に手掛けたものにふさわしい独創性が第一と第二ヴァイオリンによって見事に演出され、その後の残りの曲につながる導入としての役割も果たし創意工夫の可能性を感じながら聴くことができる良い曲です。

 
 
 
 
ヴィヴァルディの春は、壮大なバイオリンから演奏が始まり、これから冬から春になり、植物たちが力強く芽吹いて行く。これから立ち上がって行く出だしで始まり、そして春の穏やかな空気の流れを感じさせるような音楽に変化します。その後転調をすると、だんだん雲行きが怪しくなり、春の嵐を感じさせるような音楽。芽吹いた植物たちが雨や風に耐え、成長をしていき、嵐が明けてラストには太陽の陽が雲のスキマ時間からさして来る。春の目覚めから、夏になる前までの景色を感じられるそんな音楽だと思います。
 
 
 
 

華やかな気分になる曲です。式典などにかかっているイメージがあり、この曲を聴くときちんとしなければいけないなという気持ちに自然となります。春という曲名にふさわしく、きれいな花々が咲き誇っているような絵が頭に浮かんできます。そしてバイオリンの音がとても綺麗に響いている曲だとも思います。色んな種類のバイオリンの音色が聴こえてきて、まるでそれが色んな種類の小鳥たちが囀っているようにも聴こえます。ずっと流れていても不快感のない音楽です。

 
 
 
 
春のイメージより、春の終わりから夏に向かう爽やかさの残る音楽に聞こえます。本来卒業式や旅たちの行事に使われる事が多いと思うが春と言うイメージがつかない。音楽事態はとても心を落ち着かせて聴きやすい音程だと感じます。四季のイメージもあるが、私のイメージでは、緑一面の芝生や黄色いタンポポ、ただ高原の大地に昔の中世ヨーロッパの貴族たちがお茶会をして世間話をして休日を楽しんでいる、そんな現代離れした歴史を感じさせる作品だと思います。
 
 
 
 

バイオリンのハーモニーが素敵な曲です。特に初めのフレーズは,春の心地よい日に小さな鳥たちが一生懸命、朝ですよ,起きましょう、気持ちの良い春の日差しが待ってますよ♪と言ってるように聞こえます。寒い冬は活動できなかった鳥や動物たちが動き回ってる感じもします。そして、軽快なリズムと様々な音の和音が繰り返されます。心地よい気持ちになり、風が強いのかな、荒れてるのかなという、どっちにも取れない春の天気の移り変わりをうまく表現している曲のようにも感じました。