【29選】読書の消費カロリーが高め?頭が疲れるオススメ本の体験談

読書消費カロリー

読書の消費カロリーですが、だいたいの計算式ですが、

①体重75kgの成人男性が1時間読書をすると100キロカロリーを消費するとされています。

また、同じように

②体重50kgの女性が1時間読書をすればおおよそ68キロカロリーを消費するのが平均値とされています。

①100÷75=1.33

②68÷50=1.36

ですので、1時間あたりでだいたい体重×1.3倍のカロリーを消費すると考えておくと分かりやすいでしょう。

 

読書をすることでカロリーを消費してダイエットの代わりになる???、、、のかはちょっとナゾですが、やっぱりどちらかと言えば同じ本を読む行動でも頭が疲れる難解な本を読むほうがカロリーは消費しやすいことはなんとなくイメージとして想像できるでしょう。

そこで今回は読書好きな人達にアンケートを取ってみて、今まで読んだ中でも

「めちゃくちゃ頭が疲れたなあ(*´Д`*)」

と感じた渾身の1冊をそれぞれの体験談として紹介してもらいました。

読書の消費カロリーが高そうな本に興味がある人にもオススメの体験談となっていますので良かったら参考にしてもらえると幸いです♪

読書の消費カロリーが高くてヤバそうなオススメの30冊を紹介してます

読書の消費カロリーが高そうな本30選

“捏造の科学者 STAP細胞事件“ という本は生命科学の専門的な内容で、またハードカバーの単行本のボリュームもあることから、インターネットなどで専門用語を調べたりしながら読み進めるため、かなりの読了感もあり読み終わった後の疲れは結構な感じで残ると思いました。

本の内容は数年前に世間やマスコミを大きく騒がせた“スタップ細胞騒動“の裏側を著者の独自の電話やメールのやりとり、時には直接の取材を行いながら、そのインタビューの原文をほぼそのまま加筆修正して載せているノンフィクションの本です。

スタップ騒動の裏側にある様々なドロドロした内容であることから、複雑な人間関係や絡み合った人間模様が好きな方や、人間の影の部分や裏側の部分を知りたい方にはオススメできる本だと思います。

また内容はかなりの専門的な内容でありながらも、著者が女性であることから文章のタッチが柔らかくわかりやすく、また図による解説も豊富であることから、専門知識がない方や、文系志向で理系の知識がない方にもぜひ手にとって頂きたい一冊だと思いました。

この本を取って得た知識は2つありました。1つ目は科学ジャーナリストがどのようにして、世間では見えない、またマスコミでは報道されない今回の騒動の裏側をあばいていったのかということです。2つ目は化学ジャーナリストが今回の騒動の舞台において、理化学研究所という大きな組織にどのように取材を迫っていったのかということです。それぞれ生々しく描かれており、文章表現なども含めてかなり勉強になると思いました。

 

「金持ち父さん、貧乏父さん」です。投資に興味がある人ならこの本は知っている人は多いと思いますが、お金、投資に関しての考え方はすごく勉強になります。だからこそ、とても頭を使い、疲れました。どこかの会社に就職し、定年まで働くことが当たり前だと思っていましたが、それはラットレースにはまっている(働くのをやめれば、収入も止まってしまう)のだということを知りました。常識と思っていたことが、覆されました。資産運用を勉強したい方は、必ず読んだ方がいいと思います。でも、初めて読む人は疲れると思うので、ゆっくり読んだ方がいいと思います。

 

東野 圭吾の『さまよう刃』、少年犯罪を題材とした小説です。少年法のかかえる矛盾や理不尽、犯罪被害者(家族)の処罰感情など、複雑な要素が絡み合って、とても考えさせられる作品でした。世の中には多様な価値観があってしかるべきで、皆がその人なりの意見を持っています。自分とは異なるものであっても、それを安易に否定してはならないと思い知らされました。

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ドストエフスキーの罪と罰です。力持ちの主人公がひょんな事で人を殺害して罪の意識から名前を変え善行を行い立身出世しますが、自分の素性を明かさないと人助けをできない局面で迷わず人助けをし、その後転落人生を歩んでしまいます。人は変わろうとすればいつでも変われるという内容で目まぐるしく状況変化するため読んでいて非常に疲れました。

 

私が今までの人生で頭を使って読んだ本は「ドグラ・マグラ」です。「ドグラ・マグラ 」は読書好きな方には難解な本としてあまりに有名で、読破すると精神に異常をきたすと言われるほどです。かくいう私も読書好きなので絶対にこの本を読破したいと思い読みました。もうワケが分からなくなる本です。意味を深く捉えようとすればするほどワケが分からなくなります。なんとか読破しましたが、読み終えた後、放心しました。ホントに難しい本です。読書好きな方、是非挑戦していただきたいです。

 

ヴィクトール・E・フランクル『夜と霧』です。強制収容所に送られたユダヤ人の精神科医のフランクルが体験した壮絶な収容所の日々が記録されています。この本は授業などでは知ることのできなかったホロコーストの真実の姿を知る事ができ、とにかく人が生き残るには何が必要かを常に考えさせられた作品です。時代の中で必死に今生き残るにはどういった精神である事がベストなのかを心理学者でもある著者の視点を通し体験している気持ちになり、読み進める度に凄惨な現状、人間の強さやモロさをどう受け止めていけばいいのかを考えるきっかけにもなった1冊です。フルに頭を動かさないといけないことに疲れさせられ、コロナなど様々な困難を抱える現代の若者達に、生きるとはどういう事かの根底を学ばさせるにも相応しい作品ともなっているように感じさせられました。

 

花村萬月『二進法の犬』。まずタイトルにもなっているコンピューター用語『二進法』の0と1、そして、ヤクザ世界の白か黒、どちらかしかない判断基準の類似性。京大哲学科に進学するべき人材の思索の軌跡等が1000ページ以上の本にびっしり書かれていて疲れました。倫理・哲学・性などの根源的な事象に対する思考力は養えます。大学の哲学科に進みたい高校性、または哲学科の学生に絶対おすすめです。私も本書を読んで哲学科を志望した経緯があります。

 

『メモの魔力』—–自分には全然響かなかったので、読んでいて面白いと思えず読み終わるのにかなり時間がかかり疲れました。世の中の評価が高く、期待していたので、「なぜ自分には響かなかったのか?」「自分の感性がおかしいのか?」と少し悩んでしまいました。たしかにタイトルの通り「メモすることの大切さ」は伝わりましたが、読みながらすんなり頭に文章が入ってくる感じがせず、自分には合っていなかったようです。私はものすごく分かりやすい文章が性に合っているのだと改めて自覚できました。この本は、“読んだ内容を自分に置き換えることができる人”にならおすすめだと思いました。

 

湊かなえさんの「告白」です。ページを進めていく毎に読む手が止まらなくなるくらい面白い作品です。章が変わる毎に視点が変わり、それぞれの登場人物の心の闇が見えていき、新たな事実が発覚していき、その度に「ドッ」と疲れが溜まります。終始、内容が重く、救われる展開が無いため、精神的に疲れます。しかしその逆、ついつい短時間で最後まで読み進めてしまえます。人間の心理を鋭く突く作品が好きな人にはオススメです。

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「速すぎたランナー」というマラソンに関する書籍です。"マラソンを速く走るためには「練習でゆっくり走ること」を身につけなければならない"、ということがテーマとなっており、次々に色んな疑問や思考が頭の中に浮かんできて、自分のマラソン練習方法の概念が壊されるような感覚に陥った衝撃の1冊でした。疲れましたが、マラソンを志すランナーの方には練習方法を考えるいいきっかけとなります、オススメしたい1冊です。

 

「薔薇の名前」です。14世紀のイタリアにある修道院で起こる殺人事件の話なのですが、「とにかく難しかった!」という感想です。当時はまだまだ科学が発達していなかった時代でもあり、全ての事象が神、もしくは悪魔の仕業として理解されていたようです。「知らないって、怖いことだなあ。現代に生きる私たちはいろいろなことを知っている、それはとても幸せなことだなあ」と、読み終わってみてシミジミ感じました。

 

「鹿の王」を読んだ時は本当に疲れました。賞を獲った作品は欠かさず読みたい派の私ですが、登場人物の多さで脳内キャパを越えました。登場人物が多いだけでなく、カタカナで性別も分からない名前なので、よりいっそう混乱してしまいました。時代背景も設定が細かく、〇〇時代が全て漢字表記という点も頭を使うところでした。おもに争いと謎の病気についてのストーリーに続きますが、読み応えのある作品でしたね。相関図や時代背景についてですが、自分なりのメモを作って読むと理解しやすくなることでしょう。

 

私が今までで読んだ本で最も頭を使って疲れた本は井上慶雪氏著の『本能寺の変 秀吉の陰謀』です。私は歴史が得意で特に戦国時代が好きでこの本を購入しました。通説では本能寺の変は明智光秀が首謀者なので、著者の独自の説にたまに頭をかしげたりもしました。「それでも秀吉ならやりかねないな」という説得力と、「無理があるだろう」説がこんがらがって、そういった点でもずいぶん疲れました。勉強になったところは、秀吉の行った水攻めは、実は梅雨による大雨が降ったお陰で成功したものでもあるという点です。この本に関してオススメできる人は高校の歴史詰め込み授業だけでは満足していない、特に戦国時代好きの方です。著者の独自の見解が歴史好きにはたまらなく、必読の書になるでしょう。

 

三島由紀夫の「禁色」。この作品は非常に難解でした。主人公の持つ葛藤、異性愛者かと思いきや美青年との関わりから、段々と彼の内面や性質が顕になり、「本当の本当は?」と。。そもそも主人公の時代背景や彼の環境がなかなか理解し辛く、異性である心理のようなものや、その頃の言葉の言い回し等に引っかかってしまい、なかなか読み進めるのに時間が掛かりました。

 

自他ともに認める本の虫の私ですが、ほとほと疲れた作品は、佐々木丸美「雪の断章」です。1970年代の札幌が舞台のシリーズですが、とにかく文体がリリカルかつ耽美。また一人称で語られる主人公のキャラクターがかなり屈折しているので、美しい文体とあいまって、猛毒入りのワインを飲まされているかのような気分になります。他の作品の主人公もいい具合に病んでいますが、過酷な環境に負けないひたむきさ、芯の強さは、令和の今に読むと新鮮です。ぐんぐん引き込まれる中毒性があるので、メンタルを万全に整えて、濃ゆいキャラクターと対峙する覚悟で読みましょう。読み切ったあと、あなたの心も一面の銀景色のように、なにもかも真っ白に浄化されること請け合いです。

 

私が読んだ本は「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」です。この本は実際にあったことを書籍化したもので、とある家族の息子の学校の話をストーリーにしていて、人種差別やジェンダー、そしてアイデンティティなどの様々な問題に直面するも、親子で共に考え乗り越えていくという話でした。昔から問題になっている人種差別だったり、今じゃ普通になっているジェンダーのことだったりが一冊にギュギュッと詰め込められているのでたくさん頭を使って疲れました。今の世の中の状況を知れたり出来ることも勉強になりました。これから学校に通われる方はタメになる一冊かなと思うのでオススメです。

 

『「いき」の構造』を読んだ時が頭が疲れました。「いき」は「息」の事ではなく「粋」の事です。ページ数は少ないのですが昭和初期の本なので現代の本とは文章の書き方や単語の使い方などが違っていて、調べたりイメージしながら読んでいったので大変でした。哲学的に色気や雰囲気とはどういう事なのかがわかるので、知識として知りたい方におすすめです。

 

「航路を守れ バンガードとインデックス革命の物語」ー--"ジョン・C・ボーグル"がワタクシの人生で一番読むのに疲れた本です。インデックス投資を始めるのに必ず読んだほうが良いと、複数の証券会社やアナリストなどがこの本を推薦していたので購入して読み始めたのですが、サクセスストーリーなので内容は面白いものの、バリバリの金融本でもあり、読みながら一生懸命、図表やグラフをメモ書きしなければ内容が理解できないというものでした。まるでドリルをずっとやっている感じですが、計算好きなかたには堪らない書籍だと思います。でも、読了したら確実に投資スキルは上がったし、特にインデックス投資における評価額の上がり下がりにもイライラしなくなったので良かったと思います。

 

佐藤優・手嶋龍一「インテリジェンス 武器なき戦争」。こういった分野にもともと弱いのが一番の原因だとは思いますが、それに加えて現在の世界情勢、地理学、軍事など話が広い分野に及んでいるので、自分の頭の中の知識総動員で読みました。語られていることはとても面白くエキサイティングでした。このお2人ならではの著書だと思います。

 

夏目漱石の「草枕」は冒頭の文章が有名だしなるほどと心に響くところがあるので言葉のひとつひとつに人生について書かれているのかと一生懸命考え疲れてしまいました。日本を代表する文豪の作品は読んでおこうとトライしたのが若い頃だったので考えないとピンとこないところが多かったのかもしれません。しかし、漱石の文章は現代人でも読みやすいし、出だしから人間関係の核心を突かれているとドキッとして引き込まれるのでオススメです。

 

『デスノート』です。なぜ「疲れた」かというと漫画にも関わらず文字数がやたらと多かったことです。そもそも推理系の漫画なので文字数が多いのは当たり前だとは思いますが、さらに高度な心理戦による文章も入っていてプラスで多かったです。そのため漫画を読んでいるというよりかは小説を読んでいるようでしたし、当時小説の文章に慣れていない自分としてはかなりしんどかったです。複雑な漢字とか勉強になり、とにかく文章が多いことによって読む力が特に大きく身に付いたと思っています。推理系が好きな人には是非オススメしたい作品です。

 

「ニーチェ ツァラトゥストラはかく語りき」ー--訳された文章をノートに書き写しては意味を理解しようと努力しました。彼の思想は根底がニヒリズムですから、明るくありません。暗くて難解でした。全部書き出しても、意味が分からずに疲れたことを憶えています。しかし超人思想は新たな人間の出現を意味していますので勉強になりました。ありのままを受け入れる超人こそ、これからの時代の生き方を示唆してるようですね。

 

「愛着障害 子ども時代を引きずる人々 」です。色んなタイプの愛着障害があって、要点をノートに書き出していかないと頭の中で整理することができませんでした。子どもにとって親の存在や親との関わり方がその後の人生にどれほどの影響を与えていくのかということを知ることができましたし、これから親になる人は知っておくべき内容だと思いました。

 

「三国志人物事典/渡辺精一」・・・辞典というだけあり、かなりのページ数になっています。三国志に登場する人物が五十音順に乗っています。辞典という名称ですが、それぞれの人物のエピソードが物語のように書かれているため読み物としても面白いです。三国志を極めたい人向けのかなりニッチな本ですが、三国志由来の故事成語などについても書かれているのでタメになる部分もあります。三国志の登場人物は1000人以上いますから、読み終えるのはかなり疲れると思います。

 

吉村昭の平家物語です。長編の物語を1冊に纏めたもので、登場人物が平家方や源氏方、それに天皇家と多くの登場人物が出てきて誰がどうなっているのかが頭の中で整理できず、ただ物語の流れだけが分かったという感じがしました。これまで平家物語を読んだことがない人で全体の物語の流れだけでも知りたい方にはオススメできる本です。栄枯盛衰という言葉をこの物語を読んで深く理解できたようです。

 

「プラグマティズムの作法」という本で、著者は京都大学の藤井聡先生です。プラグマティズムとは、ヴィトゲンシュタインが提唱した哲学における思考で、定義はとても難しい言葉で表され、物事の目的について考えさせるかどうかを考えること、というような表現でした。哲学特有の、直接表現できない事柄について、周りのことや否定を挙げるなどして輪郭をあぶり出すような著しかたをしていて、頭が重く感じるようになりました。

 

綾辻行人の「暗黒館」。1作品で4冊もある(一つ一つもなかなかの厚み)推理小説です。とにかく話が入り組んでいて頭を使いますが、それだけでなく、各所に散りばめられた伏線の回収がすごい。サラサラだと読んでるだけでは理解できないと思います。じっくり読んでいても、え?あれ?となって何度か読み返すこともありました。

 

「黒死館殺人事件:小栗虫太郎」という本です。タイトル通り、とある館で起きた殺人事件を扱ったものです。しかし内容として難解なのは殺人事件自体にかかわるトリックなどではなく、登場する各員の言動にあります。各員が宗教をはじめとしたオカルティックな知識をひけらかすことで、内容は事件からどんどん離れた荒唐無稽な内容になっていきます。各員が知っていることをとにかく言い散らかすことで事件自体もそうですし、こちらの頭としても混乱を極めてしまい、結果よく分からない話で終わってしまいました。頭が疲れる作品でした。

 

「ドリアン グレイの肖像」(オスカー ワイルド) ・・・19世紀末を代表する作家、ワイルドの代表作の一つ。あらすじは美貌の青年ドリアンとその肖像画の奇妙な関係を描くサスペンスホラー。善良だった美青年が悪事に耽溺していく様を耽美に描くピカレスクでもある。悪徳のかぎりを尽くしながらも変わらぬ美貌を保ち続ける「本体」と犯した悪事に相応しい醜悪さを日々色濃くしていく「肖像画」。展開もあらすじも明瞭なこの短編小説ですが、実に解り難い。まず翻訳者毎に物語の導入部が違うこと。入れ子式(作中の人物がプロローグを書いて「これはフィクションです」とあるのにこの人物自体が架空)、ワイルド自身の前書き風な文章からスタートするパターン、前者の部分を全部省略をして始まるパターンと、主に3通りある。加えて当時の世相を反映して(同性愛が犯罪だった)、BL要素が極めて文学的にぼやかされ過ぎていて、意味が伝わらない。(具体的にいうと、初夏の午後に寝椅子が複数ある居間で男2人がゴロゴロ寛いでいる)などの解説がないと全く意味がわからない部分が多い。「アメリカの缶詰屋の娘」というのが英国に来ているアメリカの大富豪の令嬢、など細部が実に困難だった。しかし、美は細部に宿るが信念だったワイルドの作なのでその細部を読み解くのは確かに楽しかった。悔しいのは、この作品をワイルドは数日で書き上げたということ。戯曲は書けても小説は書けないのでは?と揶揄われたのをきっかけに書いたとされる傑作。まさしく「人生は芸術を模倣する」。。